
補助金申請したいが、何をすればいい?
2025年10月22日 09:49
補助金申請の基本的な流れ(5つのステップ)
補助金は、一般的に「採択→事業実施→実績報告→支給」という流れで進みます。
STEP 1:情報収集と補助金の選定
公募要領の確認が最重要
あなたの目的(例:新しい設備導入、販路開拓、IT導入など)に合った補助金を見つけます。
補助金の目的、対象者(中小企業、小規模事業者、個人事業主など)、対象経費、補助率、補助上限額、申請期間などを必ず確認します。
(例: ものづくり補助金、IT導入補助金、事業再構築補助金、小規模事業者持続化補助金など)
STEP 2:事業計画書の準備と申請
補助金の趣旨に沿った事業計画書を作成します。
これが採択の成否を握る最も重要なポイントです。
必要書類(確定申告書、納税証明書、見積書など)を集めます。
多くの場合、電子申請システム(例:GビズIDが必要な場合が多い)で申請します。
STEP 3:採択決定・交付決定・事業の実施
審査を経て採択されます。
採択された後、補助金を受け取るための交付申請を行い、交付決定を受けてから、事業(経費の支払い)を開始します。
交付決定前の支出は補助対象外になることがほとんどなので注意が必要です。
STEP 4:事業完了報告(実績報告)
事業完了後、使った経費の領収書や証拠書類を添えて、事業実績の報告書を提出します。
STEP 5:補助金の受給
報告書が審査され、問題がなければ補助金額が確定し、後日口座に振り込まれます(精算払い)。
まず何から始めるべきか?
「補助金申請」を始めるにあたり、最初に行うべきことは以下の3点です。
補助金検索と目的の明確化
「新しい取り組みは何ですか?」「そのためにいくら費用がかかりますか?」を整理します。
「中小企業庁 補助金」「[あなたの地域の名前] 補助金」などで検索し、自社・自分の事業に合った公募中の補助金を見つけます。
電子申請の準備(GビズIDの取得)
現在、多くの補助金がGビズIDプライムという共通認証システムを使った電子申請になっています。このIDの取得には時間がかかる(数週間程度)ため、早めに申請しておくことを強くおすすめします。
専門家への相談
申請手続きや事業計画の作成に不安がある場合は、早めに専門家(行政書士、金融機関など)に相談するのが最も確実です
<お問い合わせ>
富森行政書士事務所
行政書士 富森翔太
〒131-0033 東京都墨田区向島1丁目28-3 田中ビル302
TEL 080-5803-2182